2013年 tvN放送
『応答せよ1994』全21話 ★★★★★
【脚本】イ・ウジョン『応答せよ1997』
【演出】シン・ウォンホ『応答せよ1997』
〈キャスト〉
Ara (ソン・ナジョン役)
チョンウ (スレギ役)
ユ・ヨンソク (チルボン役)
ドヒ (チョ・ユンジン役)
ソン・ホジュン (ヘテ役)
バロ (ピングレ役)
キム・ソンギュン(サムチョンポ役)
『応答せよ1997』の好評化を受け、同じ制作陣が再び団結して作られたのがこの『応答せよ1994』
前作の『応答せよ1997』が個人的にとーってもハマったドラマだったので、
「1997を越える事は無いだろうしな~出ている俳優さんたちも殆んどみんな知らないし、がっかりするだけかもしれないよな~」
と、なかなか見る気にならず
とりあえず全然違う『運命のように君を愛してる』を視聴したんですよね。
それで、そちらも見終わって
さあ、次は何を見ようかと思った時にこの『応答せよ1994』をふと思い出して。
1997を見た直前は、あまりにもハマったドラマで思い入れも強かったのですが、
一呼吸ついて、冷静になると
「あんなに面白かった1997と同じ製作スタッフが作ったドラマなんだから、面白くないわけは無い!」と言う事に気づき、視聴しました!笑
私がこのドラマをなかなか見る気になれなかったもう一つの理由は
主要キャスト達が全く知らない俳優陣ばかりだったから。
というのもありまして。
出ている俳優さん達を見た時に何だか地味な印象を受けたんですよね( ;ω; )
正直、イケメンも美女も居なさそうだなあ。なんて思ってしまって( > <。)
はあ、ですが視聴し終わった今思うことは
本当~~~に!見て良かった!!( ;ω; )
地味なんて言った自分を
蹴り飛ばしたいくらいです本当に( ´°̥̥̥̥̥̥̥̥Д°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
俳優さん達一人一人の個性が輝いていて、とても素晴らしかったです( ´`)♡
『応答せよ1997』にも引けを取らないとても良いドラマでした!( ;ω; )
前作より、話数も増えてパワーアップしている所もたっくさんありましたよ!
まずあらすじは、
1994年、ナジョンの両親が経営する「新村下宿」に6人の若者が集まってくる。
彼女にとって実の兄のような幼馴染のオッパ、スレギ。大学進学を機に地方からやって来たお調子者のヘテ、レスリー・チャンに似ているというサムチョンポ、寡黙な青年ピングレ、アイドルの熱狂的なおっかけユンジン。そしてピングレのいとこでソウルに暮らす大学野球界期待の星チルボン。
彼らがともに過ごした8年間の日々。
そして2013年、ナジョンの新居に再びあの6人が集まってくる。
その中には、現在ナジョンの夫となった男性も―。果たして、彼女のハートを射止めたのは!?
こんな感じの始まり☆
現在のヒロインの結婚相手は誰か?
という軸のもとに物語が展開していく流れは前作と同じです( ´ ▽ ` )ノ
ですが、前作と違った点が多々ありまして
まず、みんなか高校生だった前作と違い
今作はみんなが大学生。
そして、物語の舞台が釜山だった前作から今作はソウルへ。
高校生の同級生という設定だった『応答せよ1997』は、制服姿の皆が見れたり、思春期ならではの青い心の揺れ動きを感じれた点が良かったですよね( *ˆˆ* )
しかしこれが、大学生に変わった事により
それぞれの学部でのシーンも見れたり、大学生なので高校生より行動範囲も広がり、お酒も飲める年齢なのでみんなでお酒を飲むシーンもよくあり、楽しく見れました。
高校生の頃より少し大人で、だけどまだ完全な大人にはなりきれていない。
そんな子供と大人の狭間のみんなの心の揺れ動きもまた、よく描かれていました。
制服姿が多かった前作とは違い、大学生は私服なので
その当時流行ったファッション等も見る事が出来て、楽しかったですよ( ´ ▽ ` )ノ♪
そして『応答せよ』の見所は何といっても皆の話す訛り☆
『応答せよ1997』では、釜山が舞台と言うことで
主役のソイングクくん、チョンウンジちゃんを始め
皆、釜山訛りで演じていました。
私は初め、それを知らず見ていたのですが
すぐに、全然違う!ってわかるくらい皆訛ってました~(笑)
ソイングクくんやチョンウンジちゃんも実際に釜山出身らしく
そのしゃべり方がまた可愛くて癖になるんですよね♡
だから今作でも、皆がまた訛ってくれていて←
とっても嬉しかったです\( ˆˆ )/笑
前作と違って『応答せよ1994』では、下宿生たちがあらゆる地方から来ているので
その土地土地での微妙な違いだったり
それぞれの地域の名産品が、下宿に送られてきたりして
そういった所もまた、面白かったです( ´ ▽ ` )ノ
前作と同じ点といえば『応答せよ1997』ですごく存在感のある演技を魅せてくれたヒロインのアッパ(お父さん)とオンマ(お母さん)が
今作でもヒロインの両親として出演しています。
1997の時大好きな夫婦だったので、
またこの二人のコンビを見る事が出来てとっても嬉しかったです( *ˆoˆ* )♪
口が悪く、性格も強めのナジョンを案じたアッパが
自分の家に下宿している子たちの中から、ナジョンの婿を探してしまおうか!という話が出て
2013年現在のシーンでは、ナジョンの引っ越し祝いに皆が集まる。という所に切り替わり
~この中に私の旦那さんがいる~というナジョンのナレーションが入るんですよね!
そこで視聴者は、え?誰なの?一体ナジョンと結婚するのは誰なのよ!?と、まんまと
気になって仕方ない戦法←にハマってしまうのです(笑)
それでは、ナジョンの花嫁候補であり個性的過ぎる下宿生達をご紹介♪
最初から皆一貫してアダ名で呼び合っていて、名前でナジョンの未来の夫が誰か分からないようになっています。
No.1 サムチョンポ
出身地:慶尚(キョンサン)
南道三千浦市(サムチョンポ)
↑そのままのアダ名。笑
延世大学工学部コンピューター工学科で
実家はアンコウ網漁船をしています。
とっても几帳面な性格で、相部屋のヘテとは性格が正反対で、何かと言い争っています。笑
役では18歳で一番年下の役!
とても見えません。笑
ドラマの中でも度々、老け顔だといじられていました(笑)
演じたのはキム・ソンギュンさんという方で、
この時の実年齢は、34歳とかだったそうで( ̄▽ ̄)笑
いや、18歳て無理がありすぎる!笑
だけど実際サムチョンポみたいに学生なのに、おじさんに見られちゃう人っているよなー!と
彼が老け顔いじられる度笑っちゃいました♡笑
だけど、ビジュアル的にも
絶対ナジョンの夫になる人物では無さそうだし(°_°)笑
最初は、この人いるの?て思っちゃったりしたんですが←
このサムチョンポが本当にいい味を出していて
もう今やサムチョンポ無しの『応答せよ1994』なんて絶対に想像出来ません!
融通がきかず、几帳面で潔癖性。
だけど憎めなくてだんだん、可愛く見えてくる不思議♡笑
ドラマの中でも、笑い担当なナイスキャラでしたよ( ´ ▽ ` )ノ☆
演じたキム・ソンギュンさんは、演劇を中心に活躍していた俳優さんだったそうですが、映画デビュー作となる『悪いやつら』での演技が注目され監督の目にも留まり
この『応答せよ1994』のサムチョンポ役に抜擢されたようです。
これまでは、悪役や犯罪者の役ばかりだったというキム・ソンギュンさん。
このドラマで初めて彼を知った私なんかは、
サムチョンポがとってもお茶目な役なので、逆に全然想像出来ません\(⊙⊙)/笑
こうゆう個性派俳優さんがしっかり演じてくれるから、ドラマもより面白くなりますもんね!
サムチョンポが居なければ、こんなに笑えるドラマにはなっていなかったはず!
私も大好きなキャラでした♡
No.2 ヘテ金羅南道順天市出身。
順天交通の御曹司。
ヘテ・タイガースというプロ野球チームの大ファン。
↑ヘテのアダ名はここから☆
ナジョンと同じコンピューター工学科で、ナジョンとは何でも話せる仲。
女性にもモテるのですが、初恋の傷のせいで
なかなか長続きしません。
他の皆が、変わり者ばかりというのもあって(笑)
私は実はヘテが一番、一般的な男子大学生に近いキャラなのでは無いかな~と思いながら見ていました。
常に女の子にモテたい!と考えていて
流行に敏感で、下宿に新しい物を取り入れてくるのも常にヘテでした♪
お喋りで、軽いやつに見えるけど初恋の人を忘れられなかったり。
実はとても純粋で、本当は誰より仲間思いないい奴なんですよね( ´ ω ` )
下宿ではサムチョンポと同室で、性格も何もかも正反対な二人は最初はずっと言い合いばかりしていたのですが、
田舎から出てきた者同士、色んな都会の荒波に一緒に揉まれ(笑)
何でも言い合える唯一無二の友達になって行くんですよね。
正反対のキャラのふたりの絡みが、とっても面白かったですよ♡笑
ヘテを演じたソン・ホジュンさんは、デビューしてから6年、代表作と呼べるような役に出会えずに無名時代が長かった俳優さんだそうで
このヘテ役を機に、人気者の仲間入りを果たされたようです。
シン・ウォンホ監督は
"ハンサムだけどハンサムなふりをしない人"を探していて
ソン・ホジュンさんに会ってみると
ちょうどホジュンさんが順天(スンチョン)出身で
訛りが出来るというのもポイントになったようです。
そして、ハンサムな顔立ちもポイントだったよう♡
イケメンなのに女性にふられるという“魅力的なギャップ”があるヘテという役に抜擢されたという経緯があったとのことです。
確かに!ソン・ホジュンさんは
このドラマのイケメン担当でした~( ´ ▽ ` )ノ♡
やっぱり目の保養になるイケメンがいないとね♡笑
それにイケメンなのに、フラれちゃったり訛ってたり
どこか抜けてるところなんかがとても可愛くて
ヘテもまた、とっても良いキャラでしたよ(〃 ˆˆ 〃)♪
No.3 ピングレ出身地:忠清(チュンチョン)北道槐山(クェサン)郡
延世大学医学部予科
養鶏場経営者の息子。
あだ名のピングレは
忠清道がホームのピングレイーグルスから来ている☆
心優しく穏やかな性格だが、
口数が少なく、自分の本心はなかなか表に出さない。
わいわい騒がしい下宿所のメンバーの中で
ピングレはいつも、そっと冷静にみんなの様子を観察しています。
だから、一人一人の心情を見抜く力も人一倍あります。
それなのに、
自分自身の進路であったり、想いであったり
自分の事となると、途端に不器用になって
思い悩む姿が多かったピングレ。
だけどそんな風に『自分』が分からなくて葛藤するピングレの姿は
きっとあの頃、誰しもが通った道なのでは無いかな?と
とても共感できる部分がありました。
自分は本当に、この道に進みたいのか?
この道で後悔しないのか?
本当は別の何かがあるんじゃないだろうか?
子供と大人の狭間のあの頃だからこその葛藤ですよね。
最終的には
進路も、心も自分なりに答えを出したピングレは、
とても男らしくなったように感じましたよ。
繊細なピングレを演じたのは
B1A4というグループに所属しているバロ。
こんな可愛い顔して、低音ラップ担当なんだそうな!\(⊙⊙)/
今作が演技初挑戦だったそうです。
私はアイドルの彼を知らないのですが、アジアを中心に人気のあるグループらしいですよ(ˊ˘ˋ*)♪
こうやってB1A4の時のバロを見ると
わ~ピングレってアイドルなのね~\(⊙⊙)/って実感しちゃうなあ。
だけどB1A4を知らない私の中では、バロ=ピングレだわ♡笑
No.4 チルボン出身地:ソウル市江南区
現在 大学野球最高の右腕投手で延世大学野球部のエース。
高校時代に7連続完封したことから「七封」(チルボン)と呼ばれている。
チルボンは、唯一のソウル生まれソウル育ちの都会っ子で
ピングレの従兄弟。
ソウルに家があるので下宿生では無いのですが、
従兄弟のピングレが居るのでよく遊びに来ては
皆で飲んだり、泊まったり♪
なので、ほぼ下宿生のようなものです。笑
チルボンは、5人の中で唯一の都会っ子という事で
不器用な他の男性人と違って
女性に対しても、とってもスマートで気遣いが出来るんですよね。
物腰も凄く柔らかくて、落ち着いてるし( *´`* )
だけど野球をする姿は本当にかっこ良くて
韓国のスターなんです☆
下宿生の皆はそんなチルボンが自慢なんですよね( *ˆˆ* )
チルボンは両親が離婚していて、お母さんの方は再婚して
お父さんも、忙しい人のようで。
チルボンはいつも笑って、話していたけど
きっと寂しい想いをたくさんして来たんですよね( ´`)
だけど下宿所にな、いつもナジョンのアッパとオンマが居て
みんな自分のお母さんお父さんのように
ふたりを『お母さん』『お父さん』と呼ぶし
ナジョンのアッパとオンマも
下宿所の皆を我が子のように心配したり、叱ったりする。
わいわい言いながら、オンマが作った大量の朝ごはんを皆一緒のテーブルで食べる。
皆にとっては、当たり前のその日常が
チルボンの目には
とても新鮮で暖かく映ったのだと思います。
下宿生では無いけれど、何かと下宿所に来るのも
下宿所の皆との家族みたいな時間が彼にとってはとても幸せな時間だったからなのでは無いでしょうか。
もちろん♡
ナジョンが居るからというのも大きな理由なんですけどね♡笑
優しくてかっこいいチルボンを演じたのは、ユ・ヨンソクさん。
私はこの作品で初めて拝見したのですが
2003年にデビューしてから、様々な映画やドラマに出演してある俳優さんで
脇役だけれどとても印象に残る演技で、実績を積まれてきた方のようです。
今までは嫌な奴の役や悪役が多かったらしいのですが、
このドラマではキラキラの好青年を演じていて
その役が柔らかい彼の雰囲気に本当に合っていたので
彼の悪役なんて全然想像出来ない\(⊙⊙)/
悪役のイメージの彼を正反対のイメージのチルボンに抜擢した
監督の千里眼は本当に素晴らしい!
だってユ・ヨンソクくんの
とっても優しくて一途にナジョンを想うチルボンの演技はとても良かったですよ~(๑´`๑)♡
この作品でユヨンソクくんの人気も急上昇して
今年5月から放送されたホン姉妹脚本の
『メンドロントトッ』で主演を果たしています☆
ドラマ自体の評判はいまいちのようですが、
このドラマでのユヨンソクくんの演技が素敵だったので
見てみようかなと思っています( *´ω`* )♪
No.5 スレギ出身地:慶尚(キョンサン)南道馬山(マサン)市
延世大学医学部本科
成績トップの天才医学生。
ドンイルの親友の息子で、ナジョンとも兄妹のようにして育つ。
"スレギ"は韓国語で"ゴミ"という意味(笑)
ゴミってあだ名になるくらい、スレギは普段はだらしがないのです。笑
例えば、1週間期限の切れてる牛乳を平気で飲んじゃったり。
同じ洋服を5日間着続けたり。
お風呂上がりに、足吹きマットで体を拭いちゃったり。ww
ここだけ読むと、ものすごい汚い人ですよね(°ω°)w
だけど何と言うか、演じている役者さんは凄い清潔感がある方だし
実は医大生で成績トップというそのギャップのせいで
この設定も自然に受け入れられるんですよねー(笑)
最初は、スレギの説明無しに
スレギがナジョンの家族と普通に過ごしている場面から始まって
ナジョンと髪の毛引っ張り合ったり、頬っぺた引っ張り合ったりしてるので
完全に本当の兄弟にしか見えません。笑
だけど本当は、ナジョンの兄の幼馴染。
ナジョンの兄が小さい頃に亡くなってからは
スレギがナジョンの本当の兄のように
そしてナジョン両親の本当の息子のように
ナジョンの家族に寄り添って来たのです。
そして今はナジョンの家に下宿生として住んでいます。
ずっとずっと、兄と妹のように過ごしてきたナジョンとスレギ。
スレギはナジョンにちょっかいを出したり、汚い言葉を使うな!と叱ったり頬っぺたをつねったりするんですが
誰よりも、ナジョンの事を気にかけて
心配して、助けてくれるのもスレギなんですね。
体調が悪いナジョンが
無理して家事をしていても誰も気づかないのに
スレギはナジョンの
ちょっとした変化にもすぐに気づくんですよね。
普段は、本当にだらしなくて
毎朝ナジョンに起こしてもらってるし
何がどこにあるか、自分のものなのに分からなくて
全部ナジョンにいっつも聞くし、
抜けてる所だらけなんですよね。
だけど、ふと見せるナジョンへのさりげない、だけど深い優しさがとっても素敵で
とんでもないギャップ野郎です( ;ω; )♡笑
最初に写真を見た時は正直、
この人ちょっと、、(´°д°`)って思ったんですよね。笑
だけど、ドラマが始まって動く彼を見て
その話し方や表情や、佇まいに一瞬で彼が好きになってたんです!
最初はあんまりでも
見ているうちに、だんだん好きなる事はよくあるんですが
開始10分足らずで、こんなに心を掴まれた俳優さんは初めてかもしれません。
顔がイケメン!という訳じゃないし
事実、監督さんも「チョンウはラブストーリーに合う顔じゃないと思った」と言っていて。笑
だけど「日常を演じさせたら、本当にうまい俳優。」とも仰っていて
監督の言葉を聞いて、私も全くその通りだなと感じました。
見惚れるくらいに甘い顔でも、聞き惚れるくらい素敵な声でも無いし
ラブストーリーが絵になるような俳優さんとは違うかもしれません。
だけど、日常の中のふとしたトキメキだったり
何気ない優しさ、何気ない笑顔
そうゆう演技がとても自然なんですよね。
変な顔もいっぱいするけど、真顔になったら異常にイケメンに見える瞬間もあるんです!笑
そんなとっても魅力的なスレギを
もっと魅力溢れるキャラクターにしてくれたのは
演じたチョンウさん。
これまで映画やドラマにも相次いで出演されてますが、
この「応答せよ1994」で人気を博すまでは、無名俳優にちかい生活を十数年送ってきたそうです。
そんなチョンウをシン・ウォンホ監督が「風」を見て興味を持ち今回のスレギ役にキャスティングされたとか。
チョンウさんが釜山出身で、訛りも出来たのも大きかったようです。
実力は確かだけれど、ラブストーリーのイメージの無いチョンウさんを
スレギ役に抜擢する監督さんの目は本当に凄いですよね!
そしてそれに答えるように、素晴らしい演技をしたチョンウさんも本当に素敵な役者さんです。
私はこのドラマで初めてチョンウさんを拝見したのですが、
すっかり彼の大ファンになってしまいました( *´ω`* )
さあ!ちょっと男性陣の紹介が思いの外長くなってしまいましたが( > <。)
この物語に欠かせない人物。
ヒロインのナジョンを演じたのは、Araちゃん。
Araちゃん私はこのドラマで初めてだったのですが
Araちゃんも、実は最初苦手でした( ;ω; )w
可愛い!と思えなかったし、最初はとにかく
ギャーギャーうるさくてヽ(;゚;Д;゚;; )笑
言動がいちいちオーバーで激しすぎるし
最初はちょっとだけ引きました( ´°̥̥̥̥̥̥̥̥Д°̥̥̥̥̥̥̥̥`)笑
だけど、スレギに恋をしてからのナジョンは
スレギの言動に一喜一憂して、とても可愛らしくて♡
どんどん女の子らしくなって、いつの間にかナジョンを応援してる自分がいました( *ˆˆ* )
『応答せよ1997』の時は、ソㆍイングク君演じるユンジェが
チョンㆍウンジちゃん演じるシウォンに片想いしている設定でしたが、
今回は、ナジョンがスレギに片想いしているという設定で
ヒロインに感情移入しやく、応援したくなるので
より一層面白く見れましたよ(ˊ˘ˋ*)♡
私は応答せよのAraちゃんしか知らなかったのですが
Araちゃん!韓国では美人な女優ランキングにも入るくらい美女で知られている方だったんですね~!
ひゃー!ちゃんとヘアメイクしたら、驚くほど美人っ(*゚Д゚*)♡
監督さんもAraちゃんはナジョン役をするには、美人過ぎると思っていたそうなんです。
だけどAraちゃんが壊れた演技をしてくれて(笑)
その心配もいらなかったようです。
いや~Araちゃん、、
本当にぶっ壊れた名演技でした。笑
ナジョンを演じる為に、長かった髪をバッサリ切って
前髪パッツンにするのもAraちゃんが提案したそうです☆
そして、役作りの為に5キロ太ったとか(´°д°`)
十分細いと思ったのに、元がどんだけ細かったのか分かります( ;ω; )笑
そしてAraちゃんの役にかける想いも伝わりますよね。
ちょっと口の悪い所はあるけど、
元気いっぱいで頭も良くて優しくて。
『応答せよ1997』のシウォンがワガママ娘だっただけに
ナジョンはとってもいい子に見えました( ̄▽ ̄)笑
そして訛りもとっても可愛かったですよ~♡
ナジョンとスレギが言い合いするシーンで
よく「~だもん」という訛りを連発するんですが
それがめちゃくちゃ可愛かったし
「まんな?」という口癖もとっても可愛かったです♡
字幕では「まんな?」は「ほんま?」になっていましたが
福岡に住む私からすると関西弁ってとても可愛いく感じるので
そんな感じなのかな?と思いながら見ていました( ´ ▽ ` )ノ
下宿生で唯一の女子ユンジンも
とっても個性的なキャラで良かったですよ\( ˆoˆ )/
ユンジンは
全羅(チョルラ)南道麗水(ヨス)市出身。
ナジョンやヘテ達と同じ
延世大学工学部コンピューター工学科。
人見知りが激しく、初めは全然喋らずに
下宿人たちとも距離をとっていました。
実は、歌手ソ・テジの熱狂的なファンで
ソテジのことになると、感情的になって罵詈雑言で皆を驚かす一面も。笑
ナジョンも、バスケット選手の熱狂的なファンで
最初の1~2話までは激しい追っかけエピソードが描かれていたのですが
それ以降は、ナジョンの追っかけエピソードは描かれず。
"追っかけキャラ"はこのユンジンが担っていましたね~(笑)
ユンジンが追っかけしているソ・テジという歌手も実際に90年代に韓国で人気を博した歌手で
ドラマのostでも、ソ・テジの曲が使われていました。
ユンジンを演じたのはTiny-Gというグループのメンバーであるドヒ。
彼女1994年生まれなんだそうです\(⊙⊙)/笑
このドラマが演技初挑戦だったという彼女ですが
ユンジンをとっても生き生きと演じていたよいに思います( *ˆˆ* )
小さくて可愛い彼女から発せられる罵声のギャップが
たまらなく面白かったですよ♪笑
人見知りで心を閉ざしていたユンジンも
下宿所の皆と関わっていくうちにどんどん明るくなっていき
最後の方は皆にバンバン毒舌吐くようにまでなるという変貌ぶり\( ˆpˆ )/笑
恋の相談相手にもなってくれるナジョンにとって心強い友達です(ˊ˘ˋ*)♡
このドラマは、特にネタバレしてしまうと楽しめないドラマだと思うので
こちらには、
ネタバレしない程度にさらっと書かせてもらいますね♪
2013年現在のナジョンの夫は一体誰なのか?
それを軸に話が進んで行きます。
現在のシーンはナジョンの家に皆が集まると言う設定。
『応答せよ1997』もそうでしたが、
"現在"のシーンが限られた場面である事により、過去と現在がごちゃごちゃにならずに良かったです。
そして、みんなでナジョンの結婚式の時のビデオを見るのですが
そこに花嫁姿のナジョンが映し出され、隣の花婿は最後の最後まで顔は出てきません。
ナジョンの夫についての付箋も
たくさん散りばめられています。
例えばユンジンが
「引っ越したばかりでしょ?それなのに塵一つ落ちていないわね。」と言うシーンがあるんですね。
この言葉について考えられるのは、
・スレギは片付けれない男。
・サムチョンポは几帳面な性格。
・ナジョンも整理整頓が得意。
・度々映るチルボンの部屋がいつも綺麗。
などなど、ユンジンの一言で色々と想像を張り巡らせてしまうのです!笑
現在でナジョンがチルボンを「ジュン」と呼んだり。
スレギのことは未だにオッパ(お兄ちゃん)と呼んでいたり。
ナジョンの夫の名前はキム・ジェジュンというのは分かっている。
それに現在住んでいるナジョンのマンションがかなり家賃が高そうなマンションで、
ナジョンの夫は、高給取りだと思われる。笑
などなどなど。
他にも至る所に付箋が散りばめられていて
その付箋も散りばめっ放しではなく、ちゃんと最後には点と点で繋がるのでとても気持ちがいいです( *ˆˆ* )
前作より話数も増えている分、内容もより濃くなっていて
恋愛の要素もより多い気がしました。
全21話で、1話が90分くらいありますので結構見ごたえもありますよ!
ラブラインの方は、詳しく書くとネタバレになってしまいますが( > <。)
最初の雰囲気では想像もできないくらい、切なくて、切なくて。
だけど愛しくて。
私はとても満足できるラブストーリーでした。
下宿生たち一人一人の個性が際立ち、みんなが生き生きしている姿もとても印象的でした。
一人一人、全然違うキャラクターなのに
それぞれ皆を愛しく思えるのは、
脚本の上手さと演じた俳優さんたちの力でしょうね。
個人のプライベートが重視される現在は
こんなにもアットホームな下宿生はきっと存在しませんよね。
この下宿所では、個人もプライベートも無いようなもので( ̄▽ ̄)笑
みんな筒抜けで秘密すら持てないです。笑
だけど、そんな時間があったっていい。
うざったい程に仲間と過ごすそんな時間も
長い人生を以てすれば、一瞬のように感じる。
バカみたいに純粋で、恥ずかしいくらいに真っ直ぐで。
だけど、大人になった今は
その恥ずかしいくらいに真っ直ぐだった"あの頃"がどれだけ貴重な時間だったのか分かるんですよね。
宝物のような"あの頃"
そしてその宝物のような日々を共に過ごした仲間たちと
40歳になる現在も、集まってお酒を酌み交わせるナジョン達はとても幸せですよね( *´ω`* )
この応答せよシリーズは、例えば『星からきたあなた』や『主君の太陽』のように
スタイリッシュなドラマでは無いと思います。
変わった設定の人物が居る訳でも無い、
ただただ普通の大学生たちが、普通の下宿所で共に過ごし
みんな、恋をして、悩んで、葛藤して。
そんなありふれた物語に見えるかもしれません。
だけど、そんなありふれた日常の中にも
こんなにも笑えて、こんなにも泣けて、こんなにもトキメク事が出来る。ということ
何か特別な場所や人が居なくても、
大切な人たちと過ごす日々は
それだけでこんなにも、特別なんだということ。
そんなことを、心の奥の方からそっと包み込むように教えてくれる。そんな気がするのです。
それが私がこんなにも
応答せよシリーズが好きな理由なのだと思います。
もしかしたら、好き嫌いも分かれるドラマかもしれまん。
ですが、まだ見ていない方がいらしたらぜひ見て欲しい作品です(๑´`๑)♡
チョンウさんも仰っていたのですが
4話まで見れば自然と続きが見たくなるはずです!笑
見てみて私も本当にそうだと思いました!笑
ラブラインの方が全く書き足りなくて
うずうずしちゃってるので( ;ω; )笑
次は、応答せよ1994のネタバレ記事も書きたいと思いますっ( *ˆoˆ* )♡笑